今日のことば

4月20日

傍若無人
傍若無人(ぼうじゃくぶじん)


[出典] 〈史記(しき)・刺客伝(せっかくでん)・荊軻(けいか)

人まえをはばからずに、勝手気ままに振る舞うこと。「傍」は「旁」とも書く。「傍(かたわら)に人なきが若(ごと)し」と読み、そばに人がいても全く気にしないで、人がいないように、勝手放題に振る舞うこと。

[原文] 「高漸離(こうぜんり)、筑(ちく)を撃ち、荊軻(けいか)、和(わ)して市中に歌い、相楽(あいたの)しむなり。已(すで)にして相泣(あいな)き、旁(かたわら)に人(ひと)無き者の若(ごと)し〔高漸離(こうぜんり)が筑(琴に似た楽器)をかきならし、荊軻(けいか)がこれに合わせて町中を歌い歩き、皆で楽しんだ。やがて皆でわっと泣き出し、まるでそばに人などいないような振る舞いであった〕」
城下の盟
城下(じょうか)の盟(ちかい)


[出典] 〈左伝(さでん)・桓公(かんこう)十二年〉

戦争に負けて降伏すること。敵に首都まで攻め込まれて結ぶ降伏のちかい。もっとも屈辱的な講和条約。

[原文] 「楚(そ)、絞(こう)を伐(う)つ、……大いに之(これ)を敗(やぶ)り、城下の盟(ちかい)を為(な)して還(かえ)る〔楚の国が絞の国を討った。大いに絞を討ち破り、絞の国都のもとで盟約を結んで帰った〕」





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