今日のことば

4月3日

蛇に噛まれて朽ち縄に怖じる
蛇(へび)に噛(か)まれて朽(く)ち縄(なわ)に怖(お)じる


蛇に噛みつかれてから、腐った縄を見てもこわがる。危険な経験による恐怖が病的になって、すっかり臆病(おくびょう)になってしまうこと。

[類句](あつもの)に懲(こ)りて膾(なます)を吹く
鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん
鶏(にわとり)を割(さ)くに焉(いずく)んぞ牛刀(ぎゅうとう)を用(もち)いん


[出典] 〈論語(ろんご)・陽貨(ようか)

鶏を料理するのに、どうして牛を料理する大きな包丁などを用いる必要があろうか。小さなことを処理するには大掛かりな方法を用いる必要はない、という意。

[原文] 「子(し)、武城(ぶじょう)に之(ゆ)きて弦歌(げんか)の声を聞く。夫子(ふうし)莞爾(かんじ)として笑いて曰(いわ)く、鶏を割(さ)くに焉(いずく)んぞ牛刀を用いん〔孔子が、門人の子游(しゆう)が長官をしている武城へ行かれた時、子游が礼楽をもって教化を行なっていて、音楽が聞こえて来た。孔子はにっこりと笑いながら言われた、鶏(武城のこと)を料理するのに牛刀(礼楽の教え)を用いる必要はあるまい〕」





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